RAINY DAYS -テクノロジーの創る体験空間-
(第1回「わたしが考える未来の売り場」デザインコンテスト金賞/M1 銭谷脩)
思っていた商品と違うといったような、ショッピング(特にネットショッピング)などで生まれる購入時と使用時でのギャップが生じないことを重視するため、購入時の時点で出来るだけ実際の使用感をイメージ出来るようなリアルな体験のできる空間を目指した。商品カテゴリーとして傘を選んだ理由としては、購入時と使用時のギャップがかなり大きい商品の一例としてわかりやすいと考えたからである。嫌われがちな雨という天気を装飾やライティングなどで嫌味の出ないように表現することで、雨の日に傘をさすという行動を疑似体験できるようにする。このように、様々な補助によってよりリアルな体験ができることこそ、これからの現実空間での売り場に見出すべき価値であると考えた。
